カルトレインの電化
サンフランシスコのサウス・オブ・マーケットでは、西のグランドセントラル駅にも比される大規模な総合交通結節点を整備中である。これはかつてのバスターミナルをクリアランスし、立体複層の総合交通結節点を整備するとともに周辺を再開発しようとするプロジェクトである。総合交通結節点は新たに2階にバスターミナル、地下にローカル鉄道カルトレインの延伸、将来乗り入れ予定のカリフォルニア高速鉄道、屋上には大規模な公園とともに各階に各種商業施設も整備する。詳細については名古屋都市センターのNUIレポート「交通結節点整備その2 トランスベイ・トランジット・センターを例として」を参照されたい。 http://www.nup.or.jp/nui/user/media/document/investigation/h27/nuiNo21.pdf
カルトレインの延伸については、あわせて電化等の近代化も行われる予定である。しかし、トランプ大統領により連邦補助金がカットされるかもしれず、その状況いかんによっては重要な建設工事契約が破棄されかねないという事態であった。幸いにも連邦運輸省は6億47百万ドル(約712億円)に上る補助金を認めた。これにサンフランシスコとサンノゼ間51マイル(約82km)の通勤事情は向上し、6万人/日の乗客は11万人/日に増加するものとみられている。
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