2017年6月29日木曜日

タメディア新本社(坂茂)、長崎市鍋冠山展望台

1 タメディア新本社(坂茂)(日経アーキテクチュア)
 チューリヒ市に坂茂が設計した木造7階建てのオフィスビル、タメディア。接合部に金属を使用せず。
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/bldnews/15/062701455/

2 長崎市鍋冠山展望台(日経コンストラクション)
 長崎市の鍋冠山展望台が改修されてバリアフリー化、天候次第では軍艦島の眺望も。
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/cntcolumn/15/020900005/062600025/

2017年6月22日木曜日

モントリオールのLRT網

モントリオールのLRT網(Euro Transport)

カナダのトルドー首相は、モントリオール市において空港と市中心部を結ぶLRTネットワーク(REM)に対して12.8億カナダドル(1,067億円)を連邦政府が投資すると公表した。

https://www.eurotransportmagazine.com/24120/news/industry-news/canada-light-rail-network/?utm_medium=email&utm_campaign=ET%20-%20Newsletter%2024%202017%20Maxim&utm_content=ET%20-%20Newsletter%2024%202017%20Maxim+CID_83a9f02aa09caca985e6e7c24a137898&utm_source=Email%20marketing&utm_term=Read%20full%20story

自動運転の実証実験(ニュータウン、ガイドウェイバス)、春日井市の市民農園 他

1 自動運転の実証実験(ニュータウン、ガイドウェイバス)(日経コンストラクション)
 国土交通省は第3回自動運転戦略本部(6月8日開催)において、新規施策としてニュータウンにおけるモビリティ確保や名古屋市のガイドウェイバス高架区間等について自動運転の実証実験を行うことを明らかにした。
 http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/PPP/news/061300336/?ST=ml
 http://www.mlit.go.jp/common/001188514.pdf

2 春日井市の市民農園
 「春日井市は、同市西尾町で整備を進めている市民農園に必要な施設や管理運営手法を検討する一環として、民間事業者から管理運営についての提案を募集する」。
 http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/PPP/news/061300337/?ST=ml

3 ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)
 ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)は「これまで行政が担ってきた社会福祉課題の解決に民間資金とサービスを投入し、その成果(アウトカム)に応じて報酬を支払うスキーム」をいい、オックスフォード大学教授もニコラス・ケイジは、これまでのように活動自体を支援するのではなく、成果を買うこと」だと、横浜で行われたシンポジウムにおける基調講演で述べている。
 http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/PPP/report/060500054/?ST=ml&P=1

2017年6月21日水曜日

自動運転技術のロードマップ、愛知県で公道自動運転実験

1 自動運転技術のロードマップ(日経ITPro)
 完全自動運転が一実現するかについて、「中国・上海で開催された技術展示会「CES Asia 2017」で2017年6月9日、自動車業界の欧米大手3社を中心にパネルディスカッションを実施、自動運転車のロードマップを議論した」
 http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/17/042500166/061900028/

2 愛知県で公道自動運転実験(新・公民連携最前線)
 愛知県は、日進市で運転手が搭乗しない遠隔型と運転手が搭乗する非遠隔型の2タイプについて、名古屋大学との協力により公道自動運転実験を行う。
 http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/PPP/news/061500343/?n_cid=nbpna_mled

2017年6月19日月曜日

品川駅西口の立体道路制度活用

品川駅西口の立体道路制度活用(日経コンストラクション)

国土交通省関東地方整備局東京国道事務所は、品川駅西口で国道15号の拡幅整備とあわせて立体道路制度を活用して道路上空に駅前広場や建築物を整備する計画について民間の事業協力者募集を開始した。
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/knpnews/14/660651/00050/?ST=building


2017年6月16日金曜日

タイムズ・スクエア広場

タイムズ・スクエア広場

半年ほど前の昨年末にニューヨーク市のタイムズ・スクエアが歩行者空間化され、先行していたブロードウェイの歩行者空間化とあわせて、タイムズ・スクエアを結び目とする蝶ネクタイのような形の区域の歩行者空間化が完成した。アメリカ建築学会のメールマガジン(2017.4.19)は次のように紹介している。


 http://www.architectmagazine.com/project-gallery/times-square-reconstruction_o

http://snohetta.com/projects/327-times-square


タイムズ・スクエアには年間45百万人もの人が訪れ、ニューヨークだけではなくアメリカ全体を通じても有数の観光スポットである。タイムズ・スクエアの歩行者空間化については、ニューヨーク市の交通局、デザイン・建設局、スノーヘッタ(ノルウェーの建築造園設計事務所)、タイムズ・スクエア・アライアンス(タイムズ・スクエア周辺の関係者からなるエリア・マネジメント団体)が協力して実現した。
2009年にブロードウェイから自動車を締め出したことに続き、スノーヘッタのデザインにより、これまでの混乱した広場が、単断面のすっきりした恒久的歩行者空間に生まれ変わった。そこには花崗岩製のベンチが10脚設置され、歩行者の快適な移動に寄与している。
2016年末にタイムズ・スクエアの再整備が完了し、マンハッタン中心部の歩行者専用空間は倍増した。このデザインによって、タイムズ・スクエアはニューヨークでも最も混雑を極めているとの悪評高かった場所から開放的な市民広場に劇的に変化し、使い勝手のいいイベントスペースになった。「この再整備の成功は、コミュニティに対して、単に審美的な面だけではなく、長期にわたって物的、精神的、経済的な便益の増進が図られるだろうとみなされている。また、この再整備は都市ランドスケープのデザインが、人々が集うための重要な場を提供することにより、その空間の享受者の健康増進にいかに貢献するかについてのモデルたり得ることを証している」とスノーヘッタ創立建築家のクレイグ・ダイケルスは述べた。
再整備の区域は、「ボウタイ(蝶ネクタイ)」というニックネームで知られ、タイムズ・スクエア劇場地区の心臓部を構成し、ブロードウェイと7番街に囲まれ、42番通りから47番通りに囲まれる区域である。ブルームバーグ市政の2009年5月にブロードウェイにおける自動車通行が禁止され、スノーヘッタによる交差点の歩行者空間化は、2014年春に供用された。こうした整備はすでに安全性、経済性、快適性などについて重要なインパクトをもたらしていた。実際のところ、歩行者の負傷は40%までに減少、自動車事故は15%までに減少、全体を通じての地区内犯罪発生件数は20%に減少した。自動車走行がなくなったことにより地区の大気汚染は60%に減少した。地区訪問者のうち80%を超える人たちが歩行者空間化によってタイムズ・スクエアは以前より安全になったと考えている。

以上がデザインを担当したスノーヘッタ担当者による紹介の概要である。
なお、完成に至るプロセスの詳細については、中島直人・関谷進吾による詳細な紹介があるので以下にそのURLを記す。

http://ud.t.u-tokyo.ac.jp/research/publications/_docs/img-707123937.pdf

BRT、バーチャル・シンガポール(都市丸ごと3Dマップ)

1 BRT(日経コンストラクション)
 地方都市での自家用車利用者(特に高齢者)のBRTなど新しい公共交通利用に対する忌避感情を映画「家族はつらいよ2」の感想に寄せて紹介。
  http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/knpcolumn/14/505663/061400039/

2 バーチャル・シンガポール(都市丸ごと3Dマップ)(日経ビジネス)
 シンガポールは約58億円をかけて都市全体の3Dマップを作成した。作成にあたったのはフランスのダッソー社。自動運転に不可欠ということで日本でもトヨタ、ゼンリンなどがダイナミックマップと称する3Dマップを開発中。
 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/NBD/15/depth/061300637/

2017年6月15日木曜日

トヨタ紡織とシリコンバレー

トヨタ紡織とシリコンバレー(日経ビジネス)

トヨタ紡織は来るべき自動車のあり方をさぐるためにシリコンバレーにマーケティング拠点を開設した。シリコンバレーには自動運転はいわずもがな、空とぶクルマの方向性もあり、現に試験的に行われているプロジェクトとしては、目的地を同じくするトラックを組み合わせて自動隊列走行させるというものもあるという。

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/221102/061300474/?P=1

2017年6月14日水曜日

帝国ホテルにF.L.ライト展示室、芦原義信展

1 帝国ホテルにF.L.ライト展示室(日経アーキテクチュア)
 帝国ホテル本館1階に常設展示室「インペリアル・タイムズ」が設置され、旧帝国ホテルを設計したF.L.ライト関係の資料が展示されており、旧帝国ホテルの一部復元保存されている明治村も展示に協力した。
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/bldnews/15/061101423/

2 芦原義信建築アーカイブ展(日経アーキテクチュア)
 芦原義信の建築に関する展覧会が、自身設計した武蔵野美術大学の美術館・図書館で開催されている。
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/bldnews/15/061101422/ 

2017年6月13日火曜日

河川法改正20周年

河川法改正20周年

日経コンストラクションでは河川法改正20周年を期して特集を組んでいる。

1 建設省元河川局長の尾田栄章が語る
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/cntnews/15/00824/

2 多自然川づくりの評価
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/cntnews/15/00831/

2017年6月12日月曜日

空とぶクルマ、自動運転車開発の要点、予備校をホテルへリノベ、信濃美術館のプロポーザル

1 空とぶクルマ
 ウーバーをはじめ世界各地で空とぶクルマの開発が進行中である。日経ビジネスではその必要性や開発状況などを紹介している。
 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/060900141/060900001/?P=1

2 自動運転車開発の要点
 日経テクノロジーでは「自動運転技術を、(1)自動運転アルゴリズムなどのソフトウエア開発、(2)センサーやECU(電子制御ユニット)などのデバイス技術、(3)事故発生など有事の際の責任問題──という観点で整理」して紹介している。
 http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/012700094/060700015/?P=1

3 予備校をホテルへリノベ
 名古屋の河合塾(トライデントデザイン予備校)校舎をカプセルホテル〜ビジネスホテルへリノベ
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/bldnews/15/060601412/

4 信濃美術館のプロポーザル
 信濃美術館(原設計は日建設計)を建て替え、敷地となる公園のデザインについても提案するプロポーザルが行われ、プランツアソシエイツが指名された。SANAAは次点。審査委員の中には谷口吉生も。
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/bldnews/15/060701415/

2017年6月9日金曜日

ボストンのシルバー・ライン、丸の内仲通りの洞道工事

1 ボストンのシルバー・ライン
 ボストンのシルバー・ラインは、ローガン空港とサウスステーションを結ぶ空港アクセスの無料のシャトルバスで、車両は連接のトロリー・ディーゼル・ハイブリッド・バスである。
 http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/358367/060600039/?P=1

2 丸の内仲通りの洞道工事
 東京丸の内仲通りでシールド工法による洞道工事が行われている。場所柄から夜間に交通止めをして土砂排出等の工事をしている。
 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/221102/060800472/?P=1

2017年6月7日水曜日

シカゴ・ユニオン駅改良

シカゴ・ユニオン駅改良

TODニュース(6/2)によれば、シカゴのユニオン駅の改良と再開発についてのレポートがある。
https://mail.google.com/mail/ca/u/0/?ui=2&ik=a57f88b189&view=pt&search=inbox&th=15c64bde869e7c53&siml=15c64bde869e7c53

それによれば、アムトラックはシカゴ・ユニオン駅の改良・開発についてリバーサイド投資・開発を核とするチームを指名した。同社による開発の提案内容は、3期6年にわたる。主要プロジェクトの最優先は、正面入口および歩行者導線の改良、歩行者にやさしい景観・オープンスペースの改良である。
提案された商業開発の規模は、全体完成時にはおよそ310万平方フィート(約29ha)に上り、10億ドルの建設工事で約7,500人の雇用、そのほか恒久的に7,000~8,000人の雇用が生じるとされている。
3期にわたる開発内容は次のとおりである。
 第1期:ユニオン駅本屋とコンコース改良
 第2期:新しいオフィスタワー(商業、駐車場を含む)(現駐車場用地)
 第3期:ジャクソン通りとカナル通り交差点南西角に広場とタワー
このシカゴの開発計画は、アムトラックの資産ポートフォリオ(ニューヨーク、フィラデルフィア、ボルチモア、ボストン、ワシントンD.C.の駅開発を含む)をてことするより大きなプログラムの一部をなしている。



カルトレインの電化

カルトレインの電化

 サンフランシスコのサウス・オブ・マーケットでは、西のグランドセントラル駅にも比される大規模な総合交通結節点を整備中である。これはかつてのバスターミナルをクリアランスし、立体複層の総合交通結節点を整備するとともに周辺を再開発しようとするプロジェクトである。総合交通結節点は新たに2階にバスターミナル、地下にローカル鉄道カルトレインの延伸、将来乗り入れ予定のカリフォルニア高速鉄道、屋上には大規模な公園とともに各階に各種商業施設も整備する。詳細については名古屋都市センターのNUIレポート「交通結節点整備その2 トランスベイ・トランジット・センターを例として」を参照されたい。  http://www.nup.or.jp/nui/user/media/document/investigation/h27/nuiNo21.pdf

 カルトレインの延伸については、あわせて電化等の近代化も行われる予定である。しかし、トランプ大統領により連邦補助金がカットされるかもしれず、その状況いかんによっては重要な建設工事契約が破棄されかねないという事態であった。幸いにも連邦運輸省は6億47百万ドル(約712億円)に上る補助金を認めた。これにサンフランシスコとサンノゼ間51マイル(約82km)の通勤事情は向上し、6万人/日の乗客は11万人/日に増加するものとみられている。
https://mail.google.com/mail/ca/u/0/#label/TOD/15c46613cbaffc3a


プリツカー賞受賞者RCRインタビュー、医療版ユーバー、エリア再生ビジネス・トークセッション

1 プリツカー賞受賞者RCRインタビュー
 プリツカー賞受賞者のRCRに対して、日経アーキテクチュアがインタビューした。
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/bldnews/15/060501407/

2 医療版ユーバー
 東京都23区と千葉県の一部で、医療版ユーバーともいえそうな「スマート往診システム」を8月にも実施予定。このシステムでは「往診の依頼から医師のマッチング、カルテ記載、決済までをアプリで完結できるようにする」という。
 http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/PPP/report/052200051/?P=1

3 エリア再生ビジネス・トークセッション
 エリア再生ビジネスに関して、「まちづくり:デッドライン」の著者木下斉と「ブリッジング」の著者広瀬郁のトークセッションが行われた。
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/bldnews/15/060501408/?n_cid=nbpna_mled

2017年6月5日月曜日

 河川法改正20年、日比谷パークフロント

1 河川法改正20年
 河川法が改正され、法の目的として「河川環境の整備と保全」が明記されてから20年。河川と建築の関係について岩本唯史が語る。
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/bldnews/15/060101404/?n_cid=nbpna_mled

2 日比谷パークフロント
 旧長期信用銀行本店跡地の日比谷パークフロント、日比谷公園隣接という立地条件から建築物内外の緑を特徴としている。
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/bldnews/15/053101400/

2017年6月1日木曜日

久屋大通のあり方(案)、新・公民連携最前線(6.1)の注目記事、小湊鉄道の逆開発

1 久屋大通のあり方(案)
 名古屋市は久屋大通再生のあり方について、大きく3ゾーンに区分し、Park-PFI方式を採用するなどの案をまとめ、市民の意見募集を行う。
 http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/PPP/news/052400315/

2 新・公民連携最前線(6.1)の注目記事
 新・公民連携最前線メールマガジン(6.1)(https://mail.google.com/mail/ca/u/0/#inbox/15c606c55c12262c)
 には以下の様な注目記事がみられる。
① ケニア・ナイロビ近郊に新都市を建設、「公民連携によってICT産業や医療産業を誘致することを狙っている」。
 http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/PPP/080200047/050200015/?ST=ml&P=1
② 京都丹後鉄道は、道の駅を運営する丹後王国と連携して「農業振興や地域の活性化を目的とした貨客混載事業」を実施する。
 http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/PPP/news/052300307/?ST=ml
③ 国土交通省は中山間地域の道の駅を核として公道自動運転の社会実験を行う。
 http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/PPP/news/052400313/?ST=ml

3 小湊鉄道の逆開発
 小湊鉄道の養老渓谷駅では、駅前のアスファルトを剥がして整地し、耕して森に戻す逆開発を行った。
 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/053000139/053000002/?P=1